看護部

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認定看護師

当院では16分野26名の認定看護師が、熟練した看護技術と知識で患者さん一人ひとりにあったケアを提供しています。

  • 乳がん看護認定看護師

    外来 金井いつか

    治療に関する情報提供はもとより、日常生活を支えていくことも重要な役割です。治療後の生活、外見の変化に対するケアや妊娠を考える方への治療選択など、患者さんのご希望を考慮して一緒に考え、継続的にサポートします。
    乳がんは自分で見つけることができる数少ないがんです。早期発見、治療が可能であるということを知ってもらうため、セルフチェックの指導や乳がん検診の受診奨励など乳がん予防の啓発にも力を入れています。

  • 認知症看護認定看護師

    看護部 江口由美子

    高齢化に伴い急速に増加する認知症ですが、その症状は多種多様です。それぞれに対応方法も異なるため、その症状の裏側を探ることを大切にしています。その方の人生を知り、人として尊重し寄り添うことで、心地良さを感じ穏やかな表情を見せてくれます。
    症状が悪化することのないよう、そして安心して入院生活を過ごせるよう正しい知識やケアを身につけ、認知症と共に生きる方の生活の質向上に貢献していきます。

  • がん放射線療法看護認定看護師

    放射線外来 岡本千鶴

    放射線治療を受ける患者さんが中断することなく安心して治療を終え、最大限の治療効果が得られるようサポートしています。
    初めての治療で不安な気持ちや迷いを抱えている患者さんに対して、なぜこの治療が必要なのか納得できるよう、治療に入る前に十分に説明をします。最近では化学療法や手術と併用することも多く、医師の医学的な説明に加えて、どのような副作用がおこるのか、治療によって生活がどう変化するのかなど、患者さん目線での説明を補足し、日常生活を支えるご家族の不安にも目を向けサポートしています。

  • 摂食・嚥下障害看護認定看護師

    10階病棟 撫中由香

    治療や加齢に伴い食べて飲み込む機能に障害をきたした患者さんに対して、リスク(窒息、誤嚥性肺炎、脱水、低栄養など)を回避し、自分の口から食べられるようサポートしています。食事の介助や栄養管理を行い、治療の状況や日々の変化をみて液体がよいか半固形(ゼリー状)のものがよいかなど医師と相談しながら食形態を調整します。
    口から食べることはQOLの向上にもつながり、病気に打ち勝つ体力をつけることで病気の早期回復も期待できます。食事介助の注意点をスタッフへ指導し「自分の口から食べたい」という患者さんの思いに応えられるよう、安全においしく食べるお手伝いをしています。

  • 慢性呼吸器疾患看護認定看護師

    救命救急センター7階 野口あすか

    患者さんの全身状態や検査結果から総合的に呼吸機能を評価し、NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)・HOT(在宅酸素療法)・酸素療法などの呼吸ケアを行っています。
    NPPVは気管挿管が不要なため、合併症が少なく会話ができるなどメリットが多く、使用頻度が増加しています。しかしケアには熟練した技術が必要なため、マスクフィッティングなどをスタッフへ指導しています。また、酸素療法では、デバイス選択や耳の褥瘡など、トラブル発生時のコンサルテーションに応じています。自宅でNPPVやHOTをしている方へ、使用方法の確認やトラブル対処法などをお伝えしています。

  • 慢性心不全看護認定看護師

    外来 中原さちこ

    全病期の慢性心不全患者さんを対象に、病態や増悪因子の評価、生活調整、チーム医療の推進、スタッフからの相談対応などを行います。患者さんの生活や目標を患者さんと一緒に考え、再入院予防や症状緩和のために多職種で連携して介入します。栄養士や理学療法士と患者さんが気軽にコミュニケーションをとることで重要な情報を得ることができ、より良い療養活動につながることもあります。
    心不全入院を繰り返す患者さんには、再入院率の減少を目標として「心不全手帳」を用いて患者教育を実施しています。

  • 手術看護認定看護師

    手術室 木村綾乃 江嶋晶子

    一言であらわすと、手術前(外来)、手術室、手術後(病棟)をつなぐ架け橋です。手術は患者さんにとっては回復への一過程ですが、手術にはどうしてもダメージがつきものです。そのダメージを最小限にし、より早期の回復へ向かうために、看護師の視点を生かして各スタッフと連携をはかっていく役割です。
    手術中の体位一つで手術によるダメージの大きさが変わるため、少しでも楽な体位をとれるよう指導をしています。たとえば院内の研修では、病棟の看護師などに実際の手術台に乗ってもらう患者体験を実施して、手術後の患者さんの痛みなどを理解し、より良い対応を促しています。

  • がん化学療法看護認定看護師

    外来 中村文美

    リスクや副作用を伴う化学療法が、確実で安全・安楽に実施できることを使命としています。また、最近では点滴だけではなく、内服の抗がん剤も増え、爪囲炎、ざ瘡様皮疹、手足症候群などの外見に関わる副作用が増加しています。外見の変化に対し適切なサポートを行うことは、治療の継続と心のケアを同時に行うことに繋がると考えます。そのような外見の副作用に対する看護「アピアランスケア」にも力をいれています。
    化学療法薬の安全な取り扱いと適切な投与管理・副作用症状のマネジメントを行い、化学療法室や病棟で発生したインシデント対策にも関わりスタッフ指導を行っています。

  • がん性疼痛看護認定看護師

    看護部 藤井美砂 外来 梶原美絵

    がん性疼痛とは、がん患者が体験するすべての苦痛=全人的苦痛(トータルペイン)を指します。このトータルペインは、身体的な痛みだけではなく、精神的・社会的・霊的な側面の因子が重なり合い、それが互いに増幅しています。がん患者をとりまくあらゆる背景を把握し多側面からの支援を行うためには、チームでのアプローチは欠かせません。院内の看護師への教育も含めて、患者さんの苦痛の減少と、QOL向上に寄与したいと考えています。
    疼痛管理に用いる薬剤と薬理作用について理解し、患者さんへ使用方法を指導します。またその効果を評価する緩和ケアチームの中で他職種と協力しながら、がん性疼痛の緩和を実践しています。

  • 糖尿病看護認定看護師

    外来 大塚佳代 看護部 宮原里絵

    血糖値の高い状態が続くとさまざまな合併症を引き起こすことが知られていますが、実際にはどのようにすればそれを防ぐことができるのかはまだまだ知られていません。そこで私たち糖尿病看護認定看護師は血糖コントロールの知識やフットケアの技術などを用いて、「合併症を予防し、糖尿病と上手につきあい生活していく」ための具体的な指導を行っています。
    糖尿病は一度かかると長期間にわたってつきあっていくことなり、病状が良いときもあれば悪いときもあります。患者さんやそのご家族に対して、合併症予防や生活習慣、食事指導・患者さんのQOLを維持するための支援をしています。

  • 感染管理認定看護師

    看護部 末永健二 本城咲

    当院を利用する患者さん・ご家族・訪問者はもとより、現場で働く医療従事者を感染源から守ることが主な役割となります。感染対策の実施状況や療養環境を日々チェックし、問題点があれば審議し改善するよう働きかけています。院内で発生する耐性菌の伝播件数を低減するため計画をたて、アウトブレイク発生時には迅速に対応できるよう体制を整えています。
    また医療従事者を感染症から守ると同時に、医療従事者自身が感染源にならないように、委託職員を含む全職員に対しウイルス抗体価(麻疹・風疹・水痘)を把握しワクチン接種を実施しています。このような、社会的または地域的に流行する感染症があれば迅速に情報共有し対応していきます。

  • 救急看護認定看護師

    救命救急センター初療室 高田久美 三浦康平

    当院の掲げる目標の一つは、安全で安心な救急医療の提供です。救急看護認定看護師は、ある時は医師と看護師の間に立ち、ある時は医師と救急患者さんおよびそのご家族の間に立ち、ある時は救急医に先んじて、院内救急システムの構築や急患トリアージから応急救命処置までこなしています。突然の事故や疾患によって不安に陥っている患者さんのご家族へも配慮を忘れないようご家族の不安をくみ取り精神的なケアも行います。
    また、医師や看護師だけなく、メディカルスタッフや事務職員へのBLS(一次救命処置)教育にも力を入れており、公民館などで一般市民を対象にしたBLSの出張講習を実施しています。

  • 皮膚・排泄ケア認定看護師

    看護部 石橋好美 吉田幸貴 外来 三井梨恵子

    皮膚・排泄ケア認定看護師は、おもに褥瘡などの傷のケア、ストーマケアや便・尿の漏れによる悩みや皮膚障害のケアを行っています。
    排泄経路が変更になることで、今までの日常生活ができなくなるのではないかと不安を抱えている患者さんやご家族に対して、専門的な知識や技術を提供することで不安を軽減し、その患者さんにあった方法を提供しています。排泄や皮膚障害などに悩むことなく過ごせるように、医師や病棟看護師・コメディカルとも連携してケアに努め、よりよい生活を送れるように支援しています。

  • 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

    救命救急センター6階 野村美佳
    救命救急センター7階 福島仁美
    10階病棟SCU 吉松やよい

    脳卒中患者の重篤化回避のモニタリングと早期リハビリテーション・生活再構築のための機能回復支援などを行います。患者さんとご家族のこれからの生活と人生を大切に考え、よりよいものにできるように看護を行います。急性期から在宅を見据え、当院スタッフのみでなく、回復期病院や訪問看護スタッフとも情報を共有し、地域チームで一丸となって継続したケアを行えるようにコーディネートしていきます。また、脳卒中は急に発症する疾患であり、患者さんやご家族の不安は大きいと考えられ、支援情報の提供や心理的サポートも行います。

  • 集中ケア認定看護師

    看護部 三山麻弓 救命救急センター6階 末永司

    救命救急センターに入室される重篤な患者さんに対して、術後の合併症予防及び呼吸ケア、早期回復支援の為のリハビリなどを行います。大手術後の患者さんや広範囲熱傷、交通事故など命の危険がある重篤な患者さんが多く入院するところです。一人一人の病態を理解し、他職種を含めたチームでのケアを考えるとともに、不安な気持ちを抱えたご家族の方への配慮を日頃より心がけています。
    また、RST(呼吸サポートチーム)の活動を通して一般病棟における呼吸ケアの知識・技術の普及を行っています。

  • 緩和ケア認定看護師

    看護部 野田陽子

    「緩和ケア」という言葉に、「最後の医療」というイメージを持つ方も多いと思います。しかし緩和ケアとは、がんと診断されたその時から行われる医療で、患者さんやご家族の身体的、精神的苦痛を軽減することで、その人らしく人生を送ることができるよう支えていくケアです。
    日々、多くの患者さんと向き合いながら、痛みや不安など気持ちの揺れに対して一緒に考え、自分らしさを感じながら生活ができるように支援しています。一人でも多くの方に、「緩和ケア」の心を伝えていけるよう活動していきたいと思いますので、どうぞお気軽にお声がけください。

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