診療科・部門一覧

外科

当科の特徴

当科は、以下の学会認定を受けており、消化器外科、呼吸器外科、血管外科、乳腺外科などにおいて各専門医が指導して、チーム医療を行っています。特に地域がん診療連携拠点病院として5大がん(胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・肝臓がん)の手術例数が多いのが特徴です。また、救命救急センターを併設していますので、24時間体制のもと緊急手術例が多いことが特徴です。2022年の外科手術症例は1,268例で、そのうち231例は緊急手術となっています。鏡視下手術にも力を入れており、高度専門医療と救命救急を2本柱とした診療体制をとっています。
2023年には手術支援ロボット「da Vinci Xi」を導入し、精密かつ正確な手術で術後の負担を軽減します。» ダヴィンチの詳細はこちら

当院では以下の登録事業および調査、研究に参加しています。

学会認定一覧

日本外科学会外科専門医制度修練施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
日本呼吸器学会認定施設認定証
日本食道学会食道外科専門医認定施設
日本食道学会全国登録認定施設
日本乳癌学会認定施設認定証
三学会構成心臓血管外科専門医認定機構基幹施設

消化器外科

食道切除再建術から虫垂切除術まで消化管全般にわたり、ほとんどの疾患に対応しています。腹腔鏡下手術は、十二指腸潰瘍や急性虫垂炎などの良性疾患はもとより、食道がん・胃がん・大腸がんに対しても数多く行っています。また消化器がん(食道がん、胃がん、大腸がん)に対する集学的治療、特に化学療法を充実させ、外来化学療法を行っています。

肝胆膵外科

原発性肝がん・転移性肝がんに対する肝切除術、胆道がん・膵臓がんに対する膵頭十二指腸切除などの根治術を安全に行っています。肝移植の手技を応用して、肝胆膵領域における進行がんに対する、血行再建をともなう高難易度手術にも対応しています。また、腹腔鏡下胆嚢摘出術を胆石症、急性胆のう炎のほとんどの症例に行っています。

呼吸器外科

肺がん、気胸、縦隔腫瘍(重症筋無力症も含めて)、炎症性肺疾患(膿胸など)、肺移植以外のすべての呼吸器外科疾患に対応しています。胸腔鏡下手術を積極的に取り入れており、肺がんの標準手術である肺葉切除を完全鏡視下に行っています。肺がんに対する化学療法、放射線治療も呼吸器内科、放射線科と協力して行っています。

乳腺外科

従来のマンモグラフィー(X線乳腺撮影)、超音波検査に加え、石灰化のみの病変でも乳腺を切開せずに診断できるマンモトーム生検機械も導入し、早期乳がんの発見も増えてきています。手術では乳房温存手術が6割以上を占め、適応症例にはセンチネルリンパ節生検に基づく腋窩リンパ節廓清省略、形成外科と協力して乳房再建術(同時、二期的)も積極的に行っています。また、薬物治療(化学療法、内分泌療法など)、放射線治療も各専門家と相談しながら行っています。» 乳腺外科の詳細はこちら

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