がん患者さんの特性に応じた支援

様々な状態のがんへの体制と連携

希少がん

当院では各臓器専門医が治療を行っています。
当院は希少がんの専門施設ではありませんので、症例によっては以下の施設と連携をとっています。

■九州大学希少がんセンター
■九州がんセンター

小児がん

当院は小児がんの専門施設ではありませんので、以下の施設と連携をとっています。

■九州大学小児科
■九州大学小児外科
■九州がんセンター小児・思春期腫瘍科

AYA世代のがん

AYA世代とは様々な定義はありますが、15歳から39歳までの思春期・若年成人世代をAYA（Adolescent and Young Adult）世代といいます。AYA世代は、年代によって、就学、就労、生殖機能等の状況が異なり、患者さん視点での教育、就労、生殖機能の温存等を考慮にいれる必要があります。

当院では「がん治療サポートチーム（CST：Cancer Survivor Support Team）」「がん相談支援センター」が中心となり、サポートする体制をとっています。

妊孕性（にんようせい）の温存・生殖サポート

がんの治療が開始されると、妊孕性が失われる可能性があります。当院では「がん治療サポートチーム（CST：Cancer Survivor Support Team）」「がん相談支援センター」等を通じて収集された情報を元に、がん患者さんの妊孕性の温存に関する支援の必要性がある場合、婦人科・乳腺科医師を中心とした妊孕性温存問題担当のチームが、診療科担当医をサポートしています。

なお、当院では「妊孕性温存療法」は施行していませんので、担当医・チームを通じて、専門施設へ紹介し連携をとっています。

■IVF詠田クリニック
■福岡 泌尿器・リプロクリニック