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病院長挨拶
院長就任のあいさつ
済生会福岡総合病院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
令和7年4月1日付けで済生会福岡総合病院の院長を拝命いたしました定永倫明です。就任にあたり皆様に一言ご挨拶を申し上げたいと思います。
「済生会」は、明治天皇による「生活困窮者に医療を施し、生(いのち)を済(すくう)という活動を広めていく」との「済生勅語」を受け、1911年(明治44年)に設立されました。「済生」には生(いのち)を済(すくう)の意味が込められており、その精神に基づき当院は1919年(大正8年)に、済生会福岡県福岡診療所として福岡市の天神に開設されました。それから100年以上、大正、昭和、平成、令和と時代が変わる中で医療・福祉活動を行いながら地域とともに成長し、現在では済生会福岡総合病院として地域の中核となる高度急性期病院へと発展して参りました。
当院の理念は「地域社会の皆さまや先生方に信頼され、真の満足をしていただける病院づくり」です。その理念を実現するために、4つの基本方針として「済生の心で医療・福祉に貢献します」「良質で安全な医療を提供します」「救急医療を充実し、高度専門医療を推進します」「地域医療連携を積極的にすすめます」を掲げています。そして、3次救急医療機関としての救命救急センターの運営、災害拠点病院としてのDMAT活動、地域医療支援病院としての地域医療連携強化、地域がん診療連携拠点病院としてのがん診療体制の整備、さらには臨床研修指定病院としての若手医師の教育や看護師特定行為研修制度の推進など、当院に求められる役割を果たしながら高度急性期病院としての医療を行っています。
医学・医療は日々進歩しており、新しい医療技術も随時導入していく必要があります。また医療制度も刻々と変化してきており、医師の働き方改革や医療DXの推進など時代に合わせて取り組んでいくことも多々あります。しかしながらどのような時代にあっても、病院は地域社会において必要不可欠で重要な社会インフラであります。「済生会病院があるから安心だ」「済生会病院だから安心して紹介できる」と地域の皆様方や医療機関の方々から思っていただけるような「地域に安心を与える病院」として、職員一同真摯にその務めを果たしていきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
病院長略歴
2025年4月1日現在
平成2年3月 | 九州大学医学部卒業 |
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同年6月 | 九州大学医学部第二外科(現 消化器・総合外科)入局 |
平成8年2月 | 米国ハーバード大学 外科研究員として留学 |
平成10年5月 | 九州大学生体防御医学研究所附属病院 助手(腫瘍外科) |
平成18年7月 | 九州大学医学部 講師(消化器・総合外科) |
平成20年4月 | 福岡県済生会福岡総合病院 外科部長 |
平成29年4月 | 同 副院長 |
令和7年4月 | 同 院長 |
主な所属学会 | 日本外科学会(指導医、専門医) |
日本消化器外科学会(指導医、専門医、消化器がん外科治療認定医) | |
日本食道学会(評議員、食道外科専門医) | |
日本腹部救急医学会(評議員、教育医、認定医) | |
日本がん治療認定医機構(がん治療認定医) |