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PET-CT検診について

当院では2019年10月にPET-CTによる検診を開始しました。
PET-CT検査とは
ブドウ糖類似物質を注射して、がんなど活発にエネルギーを使っている部分を見つけるPET検査と、形態を見ることができるCT検査を組み合わせた検査です。全身を一度に撮影することができ、副作用も少ない検査です。
がんの種類によっては発見されにくいものもあります。
検査のしくみ
PET検査は、「がん細胞が正常細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込む」という性質を利用して行う検査です。ブドウ糖と構造が似たFDG(フルオロデオキシグルコース)を静脈注射して、PETという装置で撮影します。FDGが多く集まるところがブドウ糖をたくさん消費している組織であり、がんや炎症などの活発にエネルギーを使っている部分を見つけることができます。
肺がん症例
肺がん転移症例
提供:シーメンスヘルスケア株式会社
検査当日の流れ(所要時間は3時間程度かかります)
- 1.受付
3階の健診センターへお越しください。(予約時刻の1時間前) - 2.診察
検査前に問診、身長・体重測定などを行います。 - 3.お会計
1階の会計窓口でご精算ください。 - 4.検査説明・更衣
検査着に着替えていただきます。金属・義歯等は外してください。 - 5.注射
血糖値測定後、少量の薬剤(FDG)を静脈注射します。 - 6.安静待機
検査薬が体内に取り込まれるまで、待機室にて約1時間安静にしていただきます。FDG集積には様々なことが影響しますので、読書やスマートフォン操作も控えていただきます。 - 7.排尿
画像を見やすくするため、撮影前に排尿していただきます。
※男性の方も便座に座って排尿をお願いします。 - 8.撮影
検査ベッドに20分~30分ほど静止して撮影します。 - 9.安静待機
再度、約30分間安静にしていただきます。 - 10.お着替え
お帰りの準備をして、終了です。
PET-CT検査の注意事項
- ● 検査前日と当日は激しい運動を控えてください。
- ● 検査当日は予約時刻の5時間以上前から絶食にしてください。水やお茶は飲んでもかまいませんが、糖分を含む飲み物は飲まないでください。
- ● 糖尿病の方は事前に当院担当医へお知らせください。原則として、絶食中は糖尿病治療薬の服用やインスリン注射は使用せずにご持参ください。糖尿病以外のお薬は通常通りに服用して結構です。
- ● 検査終了後6時間程度は、できるだけ乳幼児や妊婦への緊密な接触は避けてください。
PET-CT検診のご予約・お問い合わせ

健診センター 電話 092-791-8192
受付時間:月~金曜日(平日)13:00~16:30