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乳腺外科 - 乳がんと診断されたら

乳がんと診断されたら

乳がんと言われてから、今までの自分ではなくなってしまったように感じたり、こころが閉ざされてしまったように感じたりしているかもしれません。「そんなはずはない」「何かの間違いだ」と思ったり、「夫はどう思うだろうか」とか、「子供たちにはどう伝えたらいいんだろう」といった様々な思いがあるかもしれません。 食欲がなくなったり、夜も眠れなかったり、めまいがしてきたり、体のあちこち、特に「乳がんがある」とわかった側の肩こりや腕のしびれ、息苦しさなどの体の不調を感じたりするかもしれません。

でも、だいじょうぶです。

今、このような気持ちや体調の変化に気がつかれるのは、すごく当然のことなのです。なぜなら、あなたが「乳がん」から逃げずに正面から向き合い、治療への一歩を心身ともに踏み出そうとしたからこそ、様々なこころの動きがあるのだと考えることができるからです。

通常、このような気持ちは約2週間を目途に落ち着きをとりもどすといわれています。人によってはこの期間は短かったり、また気持ちが元に戻ってしまったりするかもしれません。辛い時期だと思いますが、まず2週間、お待ちください。

それでも、夜なかなか眠れない日が続いたり、気分が沈む、今まで楽しめていたことに興味がなくなったりするときには、担当医や看護師に遠慮なくご相談ください。 あなたは決して1人ではありません。

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