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脳神経外科
未破裂脳動脈瘤
脳動脈瘤とは、くも膜下出血となる最大の原因です。脳動脈瘤が破裂すると、くも膜下出血を引き起こし重度の障害を残したり、死に至る可能性があります。未破裂動脈瘤とは、動脈瘤が破裂する前に発見されたものです。多くの未破裂動脈瘤は症状がなくて、脳ドックや頭痛、めまいの精査などで発見されます。
くも膜下出血は大変恐ろしい病気ですから、ご希望があればその原因となる未破裂脳動脈瘤を破裂する前に(くも膜下出血を起こす前に)治療することができます。
当科では、未破裂脳動脈瘤の治療法としてクリッピング術、コイル塞栓術の両方を行うことができます。それぞれの治療法の利点や欠点、動脈瘤の場所や大きさ、患者さんの希望などを併せて、最善の治療法を選択することができます。
動脈瘤の大きさなどにより、破裂する確率が低い動脈瘤は経過を観察することも多く、患者さんと相談しながら、治療法を選択していきます。
コイル塞栓術
コイル塞栓術前
コイル塞栓術後
動脈瘤内に留置したコイル
血管内に留置したステント
クリッピング術
クリッピング前
クリッピング後
クリッピング前
クリッピング後