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化学療法外来

化学療法外来とは

がん患者さんに対して抗がん剤を使用した治療を行うことを「化学療法」といいます。
以前は化学療法のほとんどが入院で行われていましたが、副作用を軽減する治療法の進歩や患者さんの生活の質(Quality of Life, QOL)を重視する考え方への変化などの理由から、現在、その多くが外来で行われるようになってきました。
このように、外来で行う抗がん剤治療のことを、「外来化学療法」といいます。
当院でも、2006年10月より外来化学療法専用治療室である「外来化学療法室」を開設し、患者さんのQOL重視の観点から外来化学療法への移行を積極的に進めています。


Q.入院と外来のどちらを希望しますか?

対象の患者さん

全ての患者さんが外来治療可能なわけではありません。
病気の種類、治療の内容、副作用の程度などを主治医と相談した上で、可能であれば外来での治療を進めていくことになります。
当院で外来化学療法の対象となった病気別の件数、当院の外来化学療法を利用された化学療法件数を別ページに示します。広くさまざまな病気の方を対象に外来化学療法を行っているのがお分かりいただけるのではないでしょうか。

外来化学療法の流れ

◆治療当日の流れ

主治医との話し合いの後、外来化学療法を行っていくことが決まりましたら、まず、外来化学療法の流れや注意点についてご理解いただくために、看護師によるオリエンテーションをさせていただいています。その際、よりスムーズに理解をしていただけるよう、パンフレットを使用し実際に院内をご案内しながら説明を行っています。
当院での外来化学療法治療当日の流れは右図のようになります。
来院後の検査・各科での診察の結果、主治医がその日の化学療法が施行可能と判断しましたら、13階の外来化学療法室へ移動していただきます。その後、お薬が届き次第、点滴治療が開始されます。当院では、外来化学療法予定の患者さんに対して、採血~検査を優先的に行うことで、来院~診察までの時間をできるだけ短くするよう全ての部署が連携して努力しております。

当院の体制

スタッフ

◆外来化学療法専任医師
 江見泰徳(がん治療センター・センター長兼外科部長)
 小田尚伸(がん治療センター・副センター長兼
      腫瘍内科主任部長)
 本村誠一(血液内科主任部長)
◆看護師(がん化学療法看護認定看護師)
 中村文美
 明木千津子
◆薬剤師(がん薬物療法認定薬剤師)
 阿曽沼伸一
 池田宗彦
 宮崎早苗

13F外来化学療法室 概要

リクライニングチェア 12床
常勤看護師 3名

当院の体制

以前、当院で外来化学療法施行中の患者さんを対象に、外来化学療法に対するアンケートを実施いたしました。その結果、多くの患者さんが入院治療よりも外来での治療を望んでおられましたが、同時に、外来での治療に対して不安を抱えておられる患者さんも少なからずいらっしゃることが分かりました。
確かに、外来化学療法中には、副作用や元々の病状によって様々な症状が出現してくることがあります。どういう場合に、どういう対処をしたらいいのかについては、オリエンテーションのときにお渡ししているパンフレットに記載しておりますので、ご自宅で、もう一度目を通しておくことをお勧めします。
しかし、中には、自宅では対応が難しい症状や、病院を受診していていただく必要のある症状も含まれています。もし、自宅で体調の変化や症状の出現を自覚された場合、お電話でお問い合わせいただくか、必要時には外来受診していただくことで十分対応可能です。
当院では、通常時間帯の外来対応はもちろんのこと、夜間・休日も、併設の救命救急センター(24時間体制)で対応可能な体制が整っております。

Message for you

病気になり化学療法が始まることで、生活や仕事に大きな変化が生じることがあると思います。しかし、病気になったからといって、全く何もできなくなるわけではありません。
今まで通りお仕事を続けたり、ご家庭での役割を果たしながら、あるいは、ご自分の趣味に時間を使いながら、並行して化学療法を続けていける、そういう環境づくりのお手伝いをさせていただければと我々は考えています。
当院では、緊急対応可能な環境で安心して治療を受けていただけるよう、十分なスタッフを配置し、バックアップ体制を整えておりますので、お気軽にご相談ください。

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